2009年10月24日 (土)

美しき日本の残像

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「美しき日本の残像」アレックス・カー

読み終えるのがもったいないと思える本です。たくさんの事を想い、たくさんの事を思い出しました。自分の生まれた村、住んだ町、旅をした古い街。生まれ故郷から現在にいたるまでに見た様々な景色を思い出しては読みました。

アレックス・カーの文章は日本人が日本を書くより的を得て、他の外国人が日本を書くより正直で親密です。時に皮肉を交えながら、美しい日本が失われていくことやもう失われて元には戻らないことを憂えます。それでも日本の地を捨てずに亀岡に住んでいるのはまだ少しでも日本のよさが残っているからなんでしょう。

最初この本は日本でも教科書に使うべきではないかと思いました。アメリカでは大学の教科書に使われているそうですが、高度経済成長の繁栄と引き換えにうす汚れてしまった今の日本しか知らない子供達には理解不能かも知れません。その繁栄も斜陽となり本当に何も残らなくなった貧しい国、日本。

私のように昔の美の片鱗を少しでも見たことのある人が読んだなら、走馬灯のように次々に想いをめぐらせ楽しい時間を共有することができると思います。そして失ったものの大きさを思い知り愕然とすることでしょう。

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「楽園のしっぽ」村山由香

アレックス・カーのちゃんとした日本語の文章を読んだあとなので、言葉がちょっと軽く感じられますがエッセイなので気にしないようにして読みます。

後書きや解説を先に読む人いますか?私は本編に飽きたときや、ちょっと息抜きに読むことがあります。今回は後書きを先に読んで失敗しました。鼻白むとはまさにこのこと。本のタイトルや写真に惹かれ、自給自足の心身ともに豊かな生活を出来ない自分のなぐさめのために読み始めたのに。帯の「だった」という過去形をみれば最後の予測がつくもののこうまであからさまだとしらけます。

志賀直哉を引き合いに出すのは気がひけますが、彼は古都奈良の街に一時期居を構え過ごしました。ゆったりした時間の流れに焦燥を覚えやがて奈良を去ります。時代が変わっても小説家とは豊かな時間、豊かな環境にいると焦燥感に苛まれるもののようです。気の毒な職業ですね。

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2009年6月12日 (金)

ぼくとアナン

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この本、本屋で見かけて気になってました。まさか、あの「アナン」と関係ないよね、ちがう話だよね、と思いつつ店頭でひょいと本を裏返したら、ナガレ、ネコのバケツ・・・「アナン」の登場人物じゃないか。「アナン」とは以前読んだ飯田譲二と梓河人共著の大人向けファンタジーです。この「ぼくとアナン」は猫のバケツの視点で子供向けに書いたということですが、子供向けで文庫本460ページってどうなんだろうと思いつつ読みました。

ナガレもバケツもデンパちゃんもギリコも懐かしい思いと期待感いっぱいで読み始めました。読み始めてすぐになんか中途半端だなと思い始め、「アナン」で感動した文章の上手さストーリーの上手さはどこいった?子供向けってふざけた文章書くことじゃないでしょう、ユーモアとふざけるは違う。いらないエピソードもあるし、不満を持ちつつもどう違うのか確かめたくて最後まで読みきりました。あれだけいいモチーフをもったいない。大人は「アナン」上、下巻だけ読めば充分です。

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さて、これはなんでしょう。辞書?

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京極の新しい文庫本。まーたこんな分厚い本書いて。

と思ったら、上、中、下巻三冊に分かれてるのもあるのです。電車で読むには薄い方がいいに決まってます。しかし、値段を見ると上、中、下は648円×3=1,944円。1冊だけのは1,400円。544円も違う。同じ話なんだから安い方が得に決まってます。バックに入れて通勤途中読むのにかさばるのを我慢すれば、寝転んで読むとき重いのを我慢すればいいのです。

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読み終わったら、のんちゃんの枕にもなるしね。

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2009年6月 7日 (日)

さくらんぼ+カトルカールタイム

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かあちゃん雨やんだよ。早くお散歩行こうよ。

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てなわけで、久しぶりの公園。紫陽花が 色づきはじめてました。

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神社にお参りして、野菜市にも寄ってきました。

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日が差してきて、のんちゃんのベロも出ます。

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トマトやキュウリの他にさくらんぼも買ってきました。

種をとってのんちゃんにも少しだけおすそわけ。甘くて美味しいです。

***思い出を買いました***

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おそよ30年前の古本です。寺山修二と萩尾望都編集のアマチュアの作品集です。巻末のたった一行の私にしか分からないペンネームを見つけて、少女時代に呼ばれたお茶会の思い出に浸ります。

ネットでは思い出も買えます。父に風呂の薪と一緒に燃やされてがっかりしたことまで思い出しました。もとの持ち主はどんな想いでこの本を手放したんだろう。あの場所に一緒にいた人かも知れない。空想は膨らみます。

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2009年5月17日 (日)

邪魔

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こんにちは。置物と化してるのんちゃんです。

今日は一日雨です。散歩にも行けません。

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ソファで本を読むことにしました。本のタイトルは奥田英朗の「邪魔」下巻。

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ソファに寝転んでいると、すかさずおもちゃ持参でお腹の上でかじりはじめます。

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のんちゃん、邪魔なんですけど。

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寝るなよ、重いから。

時々コーヒー飲んで休憩しながら、のんちゃんはその度におやつもらいながらずいぶん読みました。上巻はなんだか地味な小説だなー、事件が動かないなーなどと思っていたら下巻になったら面白くなってきました。この分だと今日中に読みきってしまいそうです。明日から読む本がなくなる・・・。

休憩して本買いに行こうか考えてると、のんちゃんが飽きて悪さはじめました。

「のんちゃん、骨は~?ボーンはどこ~?」はっと我に返り探し始めるのんちゃん。

よし、かあちゃんが見つけてやる。それから二人で大捜査開始。と言っても小さい家のことかあちゃんが発見しました。

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おもちゃ入れの奥です。他のオモチャを取り散らかしボーンかじり。

見つけてあげたんだから、たまには自分で片付けなさいよ。

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2009年3月14日 (土)

本読む?

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のんちゃんも本読むの?

今日はどんより曇り空。朝から寒くて動きが鈍い飼い主と犬。

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それにしてもじゃまだな。

文字を読めないのんちゃんは、ここでオモチャかじりをはじめます。

読んだ本の紹介

萩原浩の「押入れのちよ」ホラーファンタジーです。短編がいくつかですが、私は本の題名にもなっている「押入れのちよ」一編だけで充分。不動産屋話によくあるいわく付き物件の話ですが、可哀想な過去をもつ時代錯誤のちよと現代の若者との交流にほのぼのとしたものを感じます。ちよが覚えた言葉「ハイナルアンサー」にみのもんたを思い浮かべ、ちよのおかっぱ頭を思い浮かべ、ホラーなのにユーモアがあってちよに会って見たくなりました。

柴田哲孝の「TENGU」ミステリーですね。文章がうまいのでどんどん読めてしまいますが、結末はこういうのありですか?それと男性作家が描く女性像って女から見るとちょっと違和感ありますね。田島陽子ならきぃーっと怒りそうな状況設定。それはおいといて、ストーリーに関係ないとこで興味を惹かれた部分。元鑑識の大貫の言葉「本って凄い。読むと新しい事実がわかって、新しい考え方ができるようになる」同感です。同じことでも書く人が変われば見方も変わり、こちらもまた新しい考えが出来る。だから知りたい内容の本が出れば、読んでみたくなるのです。

それと主人公の道平が第一線を退いて自分の聖域である山小屋にこもるシーン。40歳過ぎて那須の雑木林300坪の土地を買いログハウスを自分で組み立てたもの。シーダー材の香り、ロッキングチェア、ダッチウェストの薪ストーブ。いずれ移り住んだら、犬でも飼うか、山の中で物を書き、年を重ね、老いて自分で餌を取れなくなった時に人生の幕を閉じる・・・。これって男のロマンですか。私はすごく共感するんですが。しばし現実を忘れて蔵王のふもとの小さな家でのんと暮らす様を夢想します。

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2009年3月 1日 (日)

孤独と哲学

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かあちゃん、本読んでばっかりいるといたずらするですよ。

わかってますよ。昨日と今日で2冊も文庫ぶりぶりにしたものね。でもね、活字読みはやめられないのです。生きてる証ですから。

去年の年末から今年初めにかけて読んだ本。

穂村弘「本当はちがうんだ日記」 この方歌人だそうですが、歌を読む趣味がないのでそっちの世界でどれほどの人か知りません。40過ぎて独身のいつまでも人生の本番が始まらないと嘆く一見だめ男のエッセイのようですが、読んでみると自意識過剰で幼稚なやっぱりだめ男です。他の人が楽々クリアするところを乗り越えられない自分。これは身につまされます。同じ。でも彼は本当に孤独ではないし、暇つぶしにはなるけれど人生の教訓にはなりません。また文庫がでたようですが、よほどヒマじゃないと読まないと思います。

中島義道「孤独について」生きるのが困難な人々へ 哲学博士です。生きるのが困難な人々へ、で思わずはいと手を上げたくなりました。中身は悲惨な自伝とでも言いましょうか。孤独な人々へのメッセージなど何もありません。感想もいらない。相談もするな。あなたの孤独はあなたが選び取ったものだから、自分で考えなさいと。はい、考えます、というか自分なんて自分しか理解できないんですから正論です。夏目漱石の孤独など屁のカッパ(そうは書いてませんが)「こころ」に少なからず感動した自分を青かったなあと思うもののそこまで言わなくていいんじゃないかとも思います。

解説に見覚えのある名前、南木佳士。医者で作家、「阿弥陀堂だより」は映画化もされたことがある人ですがパニック障害やうつ病にかかっていたらしい。中島義道の本に出会ったことが立ち直るきっかけになったと言います。

中島義道は強いです。私はそんなに強くありません。また彼は孤独と言いながら、結婚もしているし子供もいるし教授だから生徒とも関るし、これが本当の孤独なのか?と言う疑問も当然持ちますが、それでも尚孤独というのは本人しかわからないことで、そういうことを考え始めたらそれが哲学なのかも知れないなと思ったり、頭の中ぐちゃぐちゃになりますよ。人は人です。自分の孤独は自分しかわからない。何度読んでも自分で考えろ、そういう答えしか出てこないと思います。

姜尚中「悩む力」 本の中の随所に夏目漱石とウェーバーという名前が出てくるのですが、直前に読んだ中島義道が強烈すぎて夏目漱石に傾倒する部分で冷めてしまい最後まで読みきっていません。ごめんなさい。

このあと暇つぶしで買った「スローライフ」は孤独本で疲れた脳を癒すのに最適でした。著書はインド人です。お国柄か著者の国籍って本の内容にも出ますね。

乱暴な結論、日本人だから悩むのです。その中でも私は私だから悩むのです。人様の悩みは知りません。私には死ぬほど辛いことが他人にはなんでもなく、他の人が辛いことが私にはそれほどでもない、よくあることです。これからも悩み続けます。

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犬には悩みってあるんでしょうか。

のんがいる限り、人間界で孤立しても本当の孤独ではないような気がします。

飯島愛さんが亡くなったとき、弟にお前も気をつけろと言われましたが、死ぬのは皆同じ。孤独死をそれほど悲惨なものとは思いません。ただ、「おくり人」を読んで、後始末する人に迷惑かけるのは申し訳ないかなと思います。

さて、散歩、買い物、爪きりでお出かけしてきたのんは満足しておとなしいので、また本読みます。

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2009年2月11日 (水)

やつがれとチビ

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平和な祭日の朝、火のないコタツに入る緊張感のない犬と人間の親子。

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なんの先入観も持たずに、気休めに買った絵本漫画を読みました。「くるねこ大和」という宅急便を思わせる紛らわしい名前と、「やつがれ」と言う響き。本屋ですぐさま、京極の「又市」を思い浮かべたのは私だけですか。

たかだか20分ほどで読み終えます。なのに最後にうるっと来るではありませんか。大人と赤ちゃんの出会い、それも捨て猫。この設定は、クマのアーネストとねずみの赤ちゃんセレスティーヌを描いたガブリエル・バンサンの童話をも彷彿とさせます。赤ちゃんの仕草に一喜一憂するさまは、誰にも共感する所。

絆が希薄になったと嘆かれる時代に本当の親子とは違う他人の子を可愛がり絆を持とうとするところ、ペットを飼う人の心情もこんなものだろうかと自分に重ね合わせてみたりします。気の抜けたような漫画にこれほど考えさせられるとは、描いた本人も思っていないでしょう。

余談:これは幻冬舎から出ています。見城徹氏が社長ですが、この人角川時代に椎名誠のわしらは怪しい探検隊シリーズでは、使い走りみたいにこき使われていたはずです。そのイメージが強くて、幻冬舎の本を見るたび、がんばってんなーと思うのです。

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かあちゃんの腕を枕にすやすや寝る犬。ばあやは、腕も足もそろそろしんどくなってきたよ。

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のんちゃんは、あちらの世界に何か忘れ物してこなかったよね。

犬とはいえ、一つの命をこの世にいる間預かっているのだから、大切にしたいです。ばあやの役目も仕方がないのです。

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2009年1月12日 (月)

うちカフェ

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紅茶をいれました。昨日買ってきたカップ&ソーサー、300円なり。

どうせ飲むならそれなりにカフェの雰囲気にしましょう。

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正月に買った端切れをテーブルクロスにして、読まずにとっておいたオオシマさんちのもうひとつの猫日記を開きます。

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犬のお客さんも紅茶飲みますか?飲むわけないか。

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お客さん、ぶーぶーうるさいです。

オオシマさんち~は写真マンガなのですぐに読み終えてしまいます。猫ブログみたいにも見えますね。パソコン買おうかどうしようかという文章があったので、今頃は大島さんもネット生活してるんでしょうか。彼女には勝手に昭和のイメージ抱いているので、パソコンは似合わないな。でもブログとかはじめてくれたら読むけども。

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気づけばのんちゃんの足元はよだれのあとだらけ

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ぷぅ~、まだまだ落ちますよ。

お客さん、カフェ閉店しますよ。

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カフェが閉店するとまた布団にもぐります。お昼なんだからいい加減に出てきなさい。

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2009年1月 4日 (日)

お年玉本

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かあちゃん、お年玉は?

ない!おとといキリンさんあげたんだから、ないよ!

昨日はのんをスーパーのペットショップに預けて、駅でお土産を買いビューンと田舎に帰り甥っ子姪っ子たちにお年玉をあげ、母に毛糸のチョッキをあげ、晩ごはんをささっと頂いて、餅と梅干と煮物と漬物をお土産にもらい、駅でお土産を買いまたビューンと帰ってきてのんを迎えに行き、夜へとへとで帰ってきました。おかげで今日は一日ごろごろです。

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正月休みも今日で終わり。あげるばかりでつまらないので自分にもお年玉に本を買いました。岸恵子訳絵本「パリのおばあさんの物語」大島弓子の写真まんが「オオシマさんちのもうひとつの猫日記」おまけで買ったエクナット・イーシュワラン「スローライフでいこう」

年末には真反対の本二冊、穂村弘「本当はちがうんだ日記」と中島義道の「孤独について 生きるのが困難な人々へ~」を読み、これはおいおい紹介したいと思います。今は姜尚中「悩む力」を読書中です。これは通勤用にして、今日買った本を先に読むかな~。

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ん?なあに。ひとりで遊んでて。

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ちらみしながら、片方残っていた角を攻撃。

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キリンさん、あやうし

時は流れて(あーーーー角やられた。チクチク、緊急手術ののち・・・あーーー片耳やられた)

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かえせよー、のんちゃんのキリンさん。

おまえはサバンナのライオンか。

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患者さんたち。

もはや片耳しかなくなったキリンの頭を縫って、ついでに頭がへこんでたクマの頭も縫って、やはり片耳で脳みそがないサルの頭も縫いました。

かあさんが夜なべをして~のメロディが頭に浮かぶ。

怒りませんよ。明日から仕事です。また長い留守番が始まるからね。思う存分遊びなさい。何度でもかあちゃんが患者さんたちを手術してあげます。

のんが寝たら本読みます。

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2008年12月26日 (金)

犬の頭がグングンよくなる?

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のんちゃん、頭いいもん。

頭いいというよりのんちゃんの場合、悪知恵だあね。

今更しつけ本でもないと思ったのですが、本のタイトルにひかれて読んでみました。

まず最初の方にある飼い主からの手紙のページは余計なので飛ばして読みます。商品広告にありがちな、利用者にこんなに評判いいんですよと言うやつ。そんなの自分が決めるのだからわざわざページをさいて載せなくてもよろしい。

それを除けば、私には納得できる本でした。読んでみて当たり前のことなのに、そういえばどのしつけの本も飼い主の考え方、接し方を書いた本はなかったなあと思いました。形を教える本はあってもどの犬にもその方法がいいとは限らないということは身をもって体験済みです。

(昔読んだしつけ本の失敗と疑問)

たとえば首輪のこと、リーダーウォークのこと。型どおりにやろうとして、のんもちっとも楽しくなさそうだったし、わたしも厳しくと心がけるうちに犬を飼うってもっと楽しいことのはずじゃなかったのか?と思い、そのうち私が病気になってやめました。首輪はのんのように首のヘルニアの要因が隠れている犬にはよくありません。それをぐいぐいひっぱって向きを変えさせ無理にひっぱったことも頚椎に負担がかかっていたのだと思います。

たとえば留守番のこと。読み始めていきなり、一人暮らしで犬を飼うなんてとんでもない!まあ飼いはじめたのならしょうがないから教えてあげるけど的な文章。こちらはお金を払ってまで家族である犬といい関係を築きたいと思って、それこそ藁をもすがる思いで本を買ったのに、へこみますよ。今の少子高齢化時代、一人暮らしで犬を飼っている人はめずらしくないでしょう。ひとりだからこそ責任も人一倍感じているのです。

そして今回の本「犬の頭がグングンよくなる育て方」簡単に言ったら、人間の子供を育てるときこんな方法とらないでしょう?という言い方です。わかりやすいです。形どおりのしつけは一昔前の仕事をさせる犬の方法です。家族に型どおりのしつけをしてうまくいくか。上手くいったとしても、犬は叱られるから従う、飼い主が怖いから言うことを聞く、こんなの家族じゃありません。子犬のうちにしつけをしなければ手遅れか、これも違います。犬は頭のいい動物です。人一倍愛情深い動物です。飼い主の喜ぶことをしたいと思わせる。たくさん話しかける。人と同じです。飼い主の意識が変われば飼い犬も変わる、要約するとそんな内容だと思います。

のんにはわりと話しかけているつもりだったのですが、もっと話をするようになりました。犬なんか何もわかっちゃいないという人もいるけど違います。静かに言い聞かせれば理解できることもあります。ただ、赤ちゃん言葉は使わないように気をつけます。のんはもう3歳、人間でいうと28歳。人間の28歳の娘に「いい子でちゅねー、あんよふきふきしますよー、ねんねしなさい」なんて言ったらぶっ飛ばされます。実際、のんに足蹴りされてますが・・・。

ちょっとこちらの心が軽くなり、優等生じゃなくても、人様に迷惑をかけない、ルールを守って社会に共存できる犬に育てていければいいのだと改めて思いました。

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