アヒルと鴨のコインロッカー

のんちゃんは、またおいていかれました。おうちでひとりで泣いてたんです。
え、嘘つくんじゃないよ。たくさん眠れるようにいっぱい散歩してから出かけたし、帰ってきてサークル開けたら、何回もあくびして眠たそうだったでしょう。
夕方映画見てきました。
アヒルと鴨のコインロッカー。オール仙台、宮城ロケ、原作者仙台在住です。最初はポスターを見ても、長たらしいタイトルだな、青春映画かなんかかとちっとも興味なかったのですが、先日ふと手にした原作本を読んで俄然見たくなりました。なんだ、私の好きなミステリじゃないか。原作が良かったのはもちろん、これどうやって映像化したの?と素朴な疑問を持ったからです。
いちごくらいじゃ、ゆるさないぞ。
結果、見て良かったです。ちょっとダークな話なのですが、ブータン人のドルジと琴美と河崎の物語に途中参加してしまった椎名青年の天然キャラは、ほんとに救いです。彼がいないと三人の物語は完結しません。いや、これからも続くのかな。
かあちゃん、なにきげんとってるですか。
東京は恵比寿で6月23日から、全国ロードショーは7月からです。仙台のみ5月12日から先行ロードショーやってます。仙台らしい緑の景色とかあまり映っていないのは残念ですが、映画の性質上わざとなんでしょうか。
こちょこちょするな。
原作者の伊坂孝太郎さんは仙台在住だそうです。対談の記事で錦町公園とか出てくると、へえ、その辺普通に歩いてるんだなと不思議な気がします。住んでいるんだから当たり前なんですが。
かあちゃん、のんちゃんをおいてまで見に行った感想は?
そうだね。ほんとうは映画館で見るのは嫌いなんだ。鼻がぐずぐずするような映画は特に。泣きたくても映画館でたら目と鼻が赤くなってたら、かっこ悪いじゃないか。だからいつも我慢するんだよ。
最後の方のドルジの回想シーンは、寂しさと心細さと切なさとで泣くなっつう方が無理です。あとは自分で見てください。読んでから見るか、見てから読むか、お好きなように。
一つだけ警告です。ストーリーの中に犬や猫を飼っている人には、不愉快な内容が含まれます。でも、あくまでフィクションです。そこで立ち止まらずに最後まで見てくれるなら伝わるものがあります。
私は少しだけ、希望を見つけました。いい作家を見つけました。




























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